明治25年(1892年)5月古澤貞市が個人で創業。昭和30年(1955年)法人組織に変更し現在に至る。本格焼酎「八重桜」、日南海岸みやげ「舟とくり」などを製造販売。豊かな上質の水に恵まれ、たゆまぬ努力によって生まれた まろやかな味・さわやかな酔い心地 を維持するために品質管理に努めている。また、味醂「池辺鶴」も地元で好評を得ている。

 

 「八重桜」は、熊本国税局酒類鑑評会に12年連続入賞、第10・11回 日本酒類品評会にて金賞入賞など数々の賞を受け、味には定評がある。

 

 

【住 所】〒889−3141 宮崎県日南市大堂津四丁目10番1号

TEL 0987-27-0005・FAX 0987-27-1853

【創 立】明治25年5月

【決算期】6月

【業務内容 及び 取扱商品】本格焼酎 製造販売

【資本金】200万円

【主要取引銀行】宮崎銀行 油津支店・宮崎第一信用金庫 大堂津出張所

【社員・従業員】6名(焼酎仕込期間 16名(平成27年10月現在)

【役員・役職者】代表社員 古澤昌子(フルサワ マサコ)

 

 

【銘柄の由来】

 

八重桜 庭に一株の老木あり

此処彼処 一群一群落ち合ひて

筵を廣げ氈を敷き割篭を開き

焼酎を傾けなどして

老若男女の唄ふもあれば舞ふもあり

青々と霞める空よりひらひらと舞う花片

時に杯中に入来るも心あり

木は老いたれど花は小にして多し

淡紅の八百重雲 一層偉大に見ゆる

一木萬人を惹くは此の大樹

「八重桜」の外には無し

天下の名木と云うべき哉

焼酎八重桜の由来と也

 

初代 貞市 記

 

 

【特 色】

 

”手づくり”古老の味。創業以来の県内唯一の土蔵造りの醸造蔵と、麹室で麹蓋を使い、永い歴史に支えられ、気候、風土に生きた手造りを頑固に守り続けている。醪は、締焼の大甕で発酵させ、日南の強い太陽を存分に吸って育った原料を厳選し、家伝の技と新しい技術のもとに精魂込めて一釜一釜蒸溜し、本物の古老の味を醸し出している。酷味、香味とも腰が強く、お湯割り、水割り、ロック等、どんな飲み方でも、カラッと明るい酔い心地である。